日本における感染者数は最近増加傾向を示しています。エイズでの死亡率は低下してきてますが、感染者数は増加の一途です。最近では、男女間の性行為による感染、特に若年層の感染が確実に増えています。
HIVウイルスは、感染者の血液、精液、膣分泌液、母乳により感染します。
またHIVウイルス以外のSTD感染にも注意が必要です。特にクラミジアなど他のSTDに感染しているとHIVウイルスの感染率は3〜5倍上昇します。HIVじゃないから大丈夫・・・という考えでは今後HIVに感染するリスク大です。
性行為による感染を防ぐには、コンドームの使用が一番です。
自分のため、パートナーのため・・・とにかく検査が大切です。「危険な性行為のあった時から約3ヵ月後」から検査は可能です。また、検査ができない期間でも感染しますので、コンドームなしの性行為は絶対にやめましょう。
仕事で多忙の人、病院には行きたくない人・・・そういう人たちのために様々な検査方法があります。郵送検査キットでもHIVの感染の判定が可能ですのでご利用ください。
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【症状】
◆感染初期(感染後2〜4週間)
発熱、のどの痛み、だるさ、筋肉痛、といった風邪やインフルエンザのような症状が出る場合があります。この症状は数週間で消失、症状のない期間へ移行します。ただし、症状が全く現れないケースもあります。
◆無症状期(感染後5〜10年、個人差あり)
治療しない場合全く症状の出ない期間が、約5〜10年程度続きます。そのまま放置した場合、HIVはリンパ組織で複製されて増加し、 免疫力が少しずつ低下していきます。
◆エイズ発症
免疫力が更に低下してくると、エイズの発症が近づきます。例えば大量の寝汗、理由もなく急激な体重減少を起こす、くりかしひどい下痢などがおきます。
免疫力がほとんどないので、健康な人では全く問題ない種類のカビ、原虫、細菌、ウイルスなどによる 日和見(ひよりみ)感染症 や悪性腫瘍(カポシ肉腫)、神経障害などいろいろな症状がでてきます。
このような症状の総称を、エイズ(後天性免疫不全症候群)といいます。
【感染経路】
1)性行為による感染
性器、肛門、口などの粘膜や傷口からHIVウイルスが血液内に侵入して感染します。オーラルセックスでの感染の可能性は低いですが、口の中に傷があると、感染の可能性が高くなります。コンドームを使用するのが最も有効な予防法です。
2)注射器や注射針の使いまわしによる感染
麻薬や覚せい剤の注射のまわし打ちで感染する確率が非常に高いです。
3)輸血による感染
現在、献血時の血液検査で、完全にHIVウイルスを排除するのは困難で、エイズウィルスが混入する可能性もあります。
4)母子感染
母親から子供へ、妊娠中の胎盤感染や、出産や授乳での感染の可能性があります。妊娠時は必ずHIV検査を受けましょう。
【検査法】
性行為など感染したと思われる時期より3ケ月を経過してから検査します。(血液中にHIVの抗体ができるまでに、約6〜8週間かかります。この間は正確な検査ができませんので、パートナーなどに感染させてしまう可能性があります。)
検査は各自治体の保健所や病院によって受診できます。通常、約1週間後に検査を受けた保健所や病院に行って、結果を通知されます。
1)検査方法
少量の血液を採取して検査します。
2)検査の判定
1)はスクリーニング(ふるいわけ)検査です。
この検査で「陽性(HIVに感染の可能性あり)」と判定が出た場合は、確認検査へ進みます。
確認検査でも「陽性」となった場合は、感染したことが確定となります。エイズを発病しないための治療が必要です。
【治療法】
早期発見、早期治療が重要です。治療法は近年めざましく進歩しており、数種類の薬剤を服用することによってHIVの増殖を抑える治療が効果をあげてます。完全なウイルスの排除はまだできませんが、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。
【予防法】
感染予防にはコンドームの使用が有効です。
不安だが病院へ行く時間がない人や、病院や保健所へ行くのはどうしても…という人は、自宅に居ながら、匿名で検査を受けることもできます。
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